【戦評掲載】5月10日(日)TK ｂｊリーグプレイオフ2015 イースタン・カンファレンスセミファイナルvs秋田ノーザンハピネッツ

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2015.05.10

[2015.05.10] 【戦評掲載】5月10日(日)TK ｂｊリーグプレイオフ2015 イースタン・カンファレンスセミファイナルvs秋田ノーザンハピネッツ

10日スコア

秋田がホームの声援を受けて勝利

第1Q　秋田19-15新潟

立ち上がり、お互い気合の入った守備をみせる。秋田・田口が僅かな隙から得点を生む。新潟は佐藤公にボールを集めながらバン・トリースのインサイドを絡めていく。イン・アウトが決まる新潟がリード。佐藤公がミドルレンジから決めて差を広げていく。秋田はスティーブンスがゴール下で粘り強くリバウンドを奪って詰め寄る。さらに外角も決まって逆転に成功する。

第2Q　秋田36-28新潟（17-13）

開始から新潟・カーターが外角を決める。秋田は中にボールを集めながら外から仕留めるなどお互い持ち味が出始める。秋田はロビーが徹底マークにあうも田口がマークを上手く外してチャンスメイクしていくと、隙あらば3Pを決めるなど好調ぶりをアピールしてリード。新潟は秋田のディフェンスに手を焼き、8点差。

第3Q　秋田64-47新潟（28-19）

ロビーの個人技から秋田がリードを広げていくと堅い守備から速攻を決めるなど一気にリードを広げていく。新潟はバン・トリースがゴール下で奮闘するとミドルから反撃していく。その後もドライブから外角と秋田ペースで試合が進んでいく。守備でも秋田が粘りのディフェンスでゴール下で自由にやらせない。17点差で最終Qへ。

第4Q　秋田82-63新潟（18-16）

負けられない新潟。小松が外角を決める。しかし、好調の田口が引き続き外角を決めてペースを渡さない。新潟は佐藤公が果敢にミドルから狙っていくなど粘りをみせるも点差を埋めるには至らない。5分終えて16点差。その後も積極的に攻める秋田を前に、新潟はファウルが嵩み流れは変わらず。秋田が勝利。

全体

立ち上がりから秋田が気合の入ったプレイを見せる。特に田口が積極的にゴールに向かい、隙あらば3Pを高確率で決めてチームをけん引する。新潟も佐藤公のミドルやバン・トリースがインサイドから展開していくなど互角の展開。しかし、後半の始めに秋田が一気にギアを入れて点差を広げるとそのまま秋田が逃げ切り、最終決定戦へ。

■観客数：3941人
■戦評協力：株式会社マーススポーツエージェント

最終決定戦スコア

田口が攻守でチームのピンチを救い、劇的勝利

第1Q　秋田4-11新潟

序盤は秋田、新潟共に慎重な立ち上がり。新潟はケネディがドライブからタフショットをバスケットカウントで決めて勢いに乗る。秋田は大塚が外から放つもリングに嫌われる一方、新潟・佐藤公、池田が連続で外角を決めて8点リード。このまま新潟ペースかと思われたが、田口が外角を決めて何とか7点差で終える。

第2Q 秋田19-18新潟(15-7)

田口が気合の入ったディフェンスでボールを得ると、スティーブンスが身体を張ったゴール下を決める。粘りの中から新潟・根東が外角を決めてそのまま逃げ切るかと思いきや、秋田が執念のディフェンスでボールを奪うと連続で速攻を決めて1点差に追い上げる。残り2秒でボイキンの放ったシュートは決まらず試合終了と誰もが思ったが、田口がリバウンドを奪ってゴール下を決め、劇的勝利を遂げた。