[2015.04.12] 【戦評掲載】4月12日(日)TK bjリーグ2014-2015シーズン公式戦vs信州ブレイブウォリアーズ
6人が二桁得点の新潟が第4Qで突き放す
第1Q 長野23-18新潟
新潟は佐藤公、池田と日本人選手が牽引する中、長野はエースのサンダースが外角から決めていく。新潟の堅いディフェンスに苦労する長野であるが、外角の精度が高く、接戦の展開。新潟はシュートを決めきれずに流れに乗れない中、サンダースの活躍で長野が5点リード。
第2Q 長野37-33新潟(14-15)
新潟はインサイドを攻め、要所で外から揺さぶりをかける。長野も積極的にゴールにアタックしていくが決めきれずにロースコアの展開。長野はワシントンがインサイドで身体を張って得点につなげリードを守る。互角の展開の中、外角が決まらない新潟に対し、長野・サンダースが残り18秒に3Pを決め4点差。
第3Q 長野59-57新潟(22-24)
巧みなドライブとパスから巧に決めていく新潟。長野も齋藤の3Pなどで返すも、新潟の勢いを前に長野はすかさずタイムアウト。ワシントンが粘りのディフェンスを見せると、隙をみて速攻に走るなどスピーディーな展開。徐々にケネディの個人技が存在感を見せていくが、それでも残り1分18秒にジェニングスのダンクなど長野が何とか2点リード。
第4Q 長野69-84新潟(10-27)
開始から巧みに外角を決めて逆転する新潟。その勢いのまま連続得点をあげ新潟がリズムに乗ると、ディフェンスでも長野のオフェンスを食い止めリードを広げる。長野は新潟の圧力にタフショットが続く。外から狙うも思うように決まらず、5分終えて4点差。その後も新潟の堅いディフェンスを前に長野は攻めきれず、その後僅か4点しか奪えず試合終了。
全体
長野はアブカーをケガで欠く中、サンダースとワシントンの2人を中心に攻撃を展開。序盤は高い精度でリードを奪ったが、徐々に新潟のディフェンスに捕まり始める。攻撃ではケネディの個人技を起点としながら、6人が二桁得点と出場している5人全員で得点を取りにいった。
■観客数:1748人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスBB:平岡 富士貴ヘッドコーチ
二日間にわたって多くのブースターの前でバスケットができたことに感謝している。信州のエネルギーが伝わり、最初ひいてしまい攻撃がうまくいかなかったが、うまく追いついて逆転できた。これからも、残りのシーズンを一戦一戦戦って行きたい。
信州ブレイブウォリアーズ:河合 竜児ヘッドコーチ
ホームゲーム26ゲームが終わってしまった。信州ブースターのみなさんにはいつも熱い声援をいただき、ありがとうございますと感謝の気持ちを伝えたい。試合に関しては、今日は勝ちゲームだった。昨日は求めるメンタルではなかったが、今日は早く会場入りしてミーティングをして臨み、闘志を感じられる時間が長かった。シーズンを通して怪我人が多く、難しい戦いを強いられているが、言い訳にはならないので、全て自分に責任がある。残された人間は故障者も含めて、あと4試合、かっこ悪くても、死に物狂いで戦い、プレイオフを勝ち取って、応援してくださる方に応えたいと思う。