[2015.01.25] 【戦評掲載】TK ｂｊリーグ 2014-2015シーズン公式戦1月24日(土)vs仙台89ERS
今年初のホームゲーム、オーバータイムの末にホーム新潟が敗れる
第1Q 新潟18-17仙台
仙台の佐藤がしっかりとチャンスをものにし、菊池やジョンソンも続けとばかりに3Pを成功させる。しかし新潟はケネディが連続7得点を決めるなど、仙台に有利な展開を許さない。新潟が1点をリードし、第1Qを終える。
第2Q 新潟37-41仙台（19-24）
仙台のホワイトとジョンソンが9得点ずつを決める活躍をみせたことで、仙台が新潟を逆転する。仙台の佐藤も6得点でチームに貢献するなど、得点力が爆発し、新潟との点差を広げることに成功。新潟が4点差のビハインドを抱え後半へと臨む。
第3Q 新潟55-57仙台（18-16）
新潟が根東とケネディの得点で早々に逆転に成功し、佐藤公が3連続3Pを決めるなど、好調なスタートを切る。仙台は確実に得点を積み重ねて新潟に追いつくと、残り10秒で得たフリースローを和田が確実に決め、再び仙台のリードで第3Qを終える。
第4Q 新潟70-70仙台（15-13）
仙台がホワイトとジョンソンの得点で新潟を突き放しにかかると、新潟はカーターとサリバンの得点で必死に追いかける。最終版、3点差で仙台の勝利かと思われたが、残り30秒で新潟のケネディが同点となる3Pを決めて大いに会場を沸かせ、そのままオーバータイムへと持ち込む。
OT1 新潟80-83仙台（10-13）
両チーム気持ちを新たに臨んだことで、新潟はケネディ、仙台はジョンソンを中心に得点の取り合いとなる。しかし、それも長くは続かず、残り3分以降の得点はすべてフリースローによるものとなる。両チームがペースダウンした中で、残り1分10秒から新潟のファウルが相次ぎ、仙台がそのチャンスをしっかりとものにしたことで、仙台が逆転勝利を収める。
全体
第1Qは両チーム譲らぬ展開を見せたが、第2Qで新潟が決定力を欠き、仙台にリードを許す。オーバータイムでは両チーム譲らぬ展開を繰り広げたものの、新潟が一歩及ばず、2015年最初のホームゲームは悔しい敗北となった。
ベストプレイ
第1Q 残り6分20秒 新潟・ケネディの素早い戻りから決めたダンク
第2Q 残り8分30秒 新潟・サリバンの豪快なダンク
第4Q 残り30秒 オーバータイムへと望みをつなげた新潟・ケネディの3P
ヘッドコーチコメント
新潟アルビレックスＢＢ HC: 平岡 富士貴
オフェンスでミスはあったが、最後の最後まで選手たちは戦い、チームのプランもある程度遂行してくれたのではないかと思います。最後負けてしまったのは残念だが、チーム全員でこの負けを背負い、また明日、カムバックしたいと思います。
仙台89ＥＲＳ HC: 河内 修斗
非常にタフな試合でした。両チームとも気持ちのこもったバスケットをブースターの皆さんにお見せできたかと思います。ゲームの流れについては、気持ちのアップダウンをすることはやめよう、精神的なブレを無くして試合に臨もうという試合のテーマがあった中で、苦しい時間帯でもマインドコントロールして勝利を掴めたと思います。
■観客数：2,442人
■戦評協力：株式会社マーススポーツエージェント
■文責：金田爽佳
