[2013.03.07] 2013年2月のマンスリーレポート
1月から続くアウェイ11連戦。11連戦のうち7戦を終えて5勝2敗で迎えた2月、まずは開幕2節目にホームで1勝1敗で星を分けた東京サンレーヴスとの対戦。初戦は堅守から3ポイント攻勢でリードを広げると東京を寄せ付けず100点ゲームで大勝。この勝利が大阪に次いでbjリーグ史上2チーム目のbjリーグレギュラーシーズン200勝目のメモリアル勝利となった。続く2戦目は一転してロースコアの戦いとなるが、残り12秒タイムアウト明けのディフェンスを守り切って2点差で勝利。東地区1位をキープする。
続く2月16日(土)・17日(日)は首位を争う3位の岩手とのアウェイゲーム。連勝すれば首位だが連敗すれば3位転落もあり得るシリーズ。初戦は両チーム互いにリードを奪い合う激しい展開。残り5分を切って#23佐藤(公)の3ポイントでリードを奪うが、再度逆転され最後は5点差で敗戦。続く第2戦、序盤に岩手#21ブラックレッジが負傷退場すると高さで勝るインサイドを中心に加点し、そのまま86-72で勝利。今シーズンの対岩手戦の連敗を3で止めレギュラーシーズンの対戦成績を1勝3敗とした。この間横浜が長野に連勝して東地区首位に躍り出る。新潟はゲーム差なしの2位。
2月最終節はブースターもチームも待ちに待った約2か月ぶりのホームゲーム。リージョンプラザ上越に2日間で約4,300名を集客して隣県の富山と対戦。両日とも『オレンジブースターデー』と銘打ち応援ボードコンテストやKing of オレンジニストなど会場をオレンジに染めるイベントで盛り上がりチームを後押しした。初戦、堅守が光る新潟は序盤から得点を重ね富山に反撃の機会を与えず86-62で勝利。しかし大勝の中にもターンオーバーがチームで23と多く課題も残した。翌日の第2戦は常に富山を追う展開。残り15秒、#23佐藤(公)のレイアップで2点差まで追い上げるがファールゲームも及ばず接戦を落とす悔しい敗戦。
2月末時点で通算成績は26勝10敗。首位横浜にゲーム差なしで2位と迫る。この時点でプレイオフ進出(6位以上)マジックは6。レギュラーシーズン残り16試合。まずはプレーオフ進出、そして地区2位以上でのプレイオフカンファレンスセミファイナルホーム開催をかけ、激しい順位争いが続く。
2月のトピックス
- 2013.2.2 オレンジガーデンにて佐藤(公)、クリス両選手サイン会開催
- 2013.2.2 ジョイアミーアにて全選手、シーズンチケットオーナーとの昼食会開催
- 2013.2.7 マット・ギャリソンＨＣ上越市長表敬訪問
- 2013.2.9 bjリーグ史上2チーム目となる通算200勝達成
- 2013.2.14 マット・ギャリソンＨＣ越後製菓新年会出席
- 2013.2.23 高木裕也選手bjリーグ初得点
2月の試合結果
【アウェイ】vs東京サンレーヴス＠駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
2月9日(土)○101-70 戦評‐ボックススコア
2月10日(日)○65-63 戦評‐ボックススコア
※2月10日(日)の試合終了時点で新潟は東地区1位(通算24勝8敗)
【アウェイ】vs岩手ビッグブルズ＠水沢総合体育館
2月16日(土)●70-75 戦評‐ボックススコア
2月17日(日)○86-72 戦評‐ボックススコア
※2月17日(日)の試合終了時点で新潟は東地区2位(通算25勝9敗)
【ホーム】vs富山グラウジーズ＠リージョンプラザ上越
両日：オレンジブースターデー
2月23日(土)○86-62 戦評‐ボックススコア
新潟日報サンクスデー
2月24日(日)●75-81 戦評‐ボックススコア
※2月24日(日)の試合終了時点で新潟は東地区2位(通算26勝10敗)
2月勝率ランキング
- 1位 島根 7勝1敗 .875(通算25勝11敗 西地区2位)
- 1位 福岡 7勝1敗 .875(通算24勝12敗 西地区3位)
- 3位 横浜 5勝1敗 .833(通算25勝9敗 東地区1位)
- 4位 沖縄 6勝2敗 .750(通算26勝8敗 西地区1位)
- 5位 新潟 4勝2敗 .666(通算26勝10敗 東地区2位)
- 6位 富山 5勝3敗 .625(通算23勝13敗 東地区4位)
- 6位 滋賀 5勝3敗 .625(通算22勝14敗 西地区4位)
- 6位 浜松 5勝3敗 .625(通算23勝15敗 西地区5位)
- 9位 岩手 4勝4敗 .500(通算24勝12敗 東地区3位)
- 9位 秋田 4勝4敗 .500(通算19勝15敗 東地区5位)
- 9位 千葉 4勝4敗 .500(通算18勝16敗 東地区6位)
- 9位 京都 4勝4敗 .500(通算19勝17敗 西地区6位)
- 9位 群馬 4勝4敗 .500(通算8勝26敗 東地区10位)
- 9位 埼玉 4勝4敗 .500(通算7勝27敗 東地区11位)
- 15位 仙台 4勝6敗 .400(通算13勝21敗 東地区8位)
- 16位 長野 3勝5敗 .375(通算16勝20敗 東地区7位)
- 16位 高松 3勝5敗 .375(通算14勝22敗 西地区7位)
- 16位 大阪 3勝5敗 .375(通算10勝24敗 西地区9位)
- 19位 東京 1勝5敗 .166(通算12勝22敗 東地区9位)
- 20位 大分 1勝7敗 .125(通算11勝25敗 西地区8位)
- 20位 宮崎 1勝7敗 .125(通算5勝31敗 西地区10位)
※通算成績、順位は2月末時点
2013年3月の見どころ
3月はアウェイ4試合、ホーム2試合。西地区チームとのオーバーカンファレンスゲームもスタート。
まずは3月2日(土)・3日(日)にアウェイべっぷアリーナで大分ヒートデビルズと対戦。大分は昨年12月のチーム再編成後勝ち星が伸びず西地区8位(2月24日現在)に沈むが、上位チームにも勝利するなど力がある。古巣との対戦に燃える#23佐藤(公)、#31フィンガーの活躍に期待。
3月9日(土)・10日(日)の京都ハンナリーズ戦は三重県営サンアリーナでの開催。京都は開幕こそ8連敗と出遅れたが西地区プレイオフ圏内をキープ。元NBAの211cm#41クザン、スコアラー#1岡田らをいかに抑えるか。仙台時代から新潟と数々の死闘を演じてきた浜口HCはその仙台時代の教え子#54ホルムの手の内を知り尽くしているだけに#54ホルムと#41クザンのインサイド対決も見もの。
3月第3週は試合が無いバイ・ウィーク。レギュラーシーズン中試合が空くことはこれ以降ないのでこの期間に疲労回復と共に終盤戦に向けたチームの再構築を図るには絶好の期間
3月23日(土)・24日(日)はホーム・アオーレ長岡にギャリソンHCの古巣でもある高松ファイブアローズを迎え撃つ。このシリーズ、新潟は前身の大和証券ホットブリザーズのユニフォームを復刻して着用。『クラシックデー』と題してチームの歴史展を開催するなど、日本初のプロバスケチームの歴史と伝統を感じることのできる2日間になる。歴史を身に纏い#32池田、#23佐藤(公)ら今の新潟を支える選手たちがどのようなプレーを見せるか注目！
3月最終週は3月30日(土)・31日(日)とアウェイで群馬クレインサンダーズと対戦。群馬は下位に沈んでいるが#1ディクソン、#5友利、#10岡田と新潟が苦しめられた浜松のバックコート陣を排し決して侮れない。前回の対戦では新潟の堅守からファストブレイクで得点し初戦を取ったが、2戦目は勝利したものの9点差での勝利と僅差。今節も堅守からのトランジションバスケットを増やしていきたい。
3月に入り、プレイオフ進出争いや順位争いが激しくなることは必至。新潟は2月末時点でプレイオフ進出マジックが"6"。一戦ずつ勝利してまずはプレイオフ進出。そして一つでも順位を上げてホームでのカンファレンスセミファイナル開催を目指す。ますます目が離せないbjリーグの終盤戦をお見逃しなく！
