[2015.09.23] 【ゲームレポート】9月23日(水・祝)プレシーズンゲームvs信州ブレイブウォリアーズ
ホームのプレシーズンゲーム初戦である三菱電機名古屋戦は1点差で勝利。翌日のセカンドゲーム埼玉戦も完勝した新潟アルビレックスBB。サードゲームは#18加藤竜太の出身地・糸魚川市での開催。先の北信越カップで惜敗した信州との対戦。ゲーム前のセレモニーでは#18加藤竜太へヒスイレディから花束の贈呈や、両チームヘッドコーチへ花束と地元海洋高校様から学校で製作された記念品の贈呈があった。
新潟のスターティングファイブは#10ファイ・パプ・ムール、#13小松秀平、#18加藤竜太、#23佐藤公威、#42ライアン・リード。対する信州は#1和田保彦、#5マーカス・クザン、#11齋藤洋介、#15マイク・ベル、#45鹿野洵生でスタート。
ゲームは信州#15ベルの3Pでスタートする。新潟は#42リードが巧みなステップでゴールを奪うと、#23佐藤公が3Pで続く。序盤は両チーム早い展開から得点を量産し一進一退の攻防が続く。新潟は#18加藤のドライブや#6ヒンクルの3P、#25仲西のブレイクなどで得点する。信州は新加入#5クザンのゴール下や#30クロケットのアリウープなどで加点。19-18とわずか1点新潟リードで第1Qを終了。
第2Qも早い展開でゲームが流れる。新潟は#42リードがゴール下で存在感を示し、オフェンスリバウンドからの得点や#23佐藤公のアシストから信州ゴール下で暴れる。信州も#15ベルを中心に攻撃を展開するが、新潟#10パプがゴール下をねじ込んだところでオフィシャルタイムアウト。再開後も新潟は#42リードがジャンプショット、カウントプレーでチームを牽引。#16本間、#6ヒンクルも得点に絡み40-30で前半戦を終了。
第3Q、新潟は#18加藤がディフェンスを頑張り信州の攻撃を抑えると、さらにチームディフェンスで24秒オーバータイムを奪う。攻めては#23佐藤公がコーナーから3P、ジャンプショットと気を吐き、#16本間のアシストから#13小松がブレイクで走り得点。信州も#5クザン、#11齋藤洋が踏ん張る。両チームタイムアウト請求後、新潟は#42リード、#6ヒンクルが得点するも信州#30クロケットのカウントプレーで55-45となり第3Q終了。
最終Q、新潟は#42リード、#6ヒンクルが得点に絡む。ディフェンスでは#16本間がスティールとハッスルし信州を引き離しにかかるが、信州も#11齋藤洋が外角シュートを高確率で決めて新潟に食らいつく。66-54と新潟がリードしたオフィシャルタイムアウト明けに信州が反撃。#5クザン、#15ベルが得点に絡み差を縮める。新潟も#23佐藤公がドライブからの得点、セットプレーから#10パプのゴール下、#42リードがジャンプショットを決めて残り1分4秒、72-62となったところで信州がタイムアウト。再開後、信州は#5クザンがゴール下を決めるが新潟も#23佐藤公がブザービーター。74-64として新潟勝利で試合終了。
糸魚川市民総合体育館は超満員となり立ち見が出るほどの盛況ぶり。昨年を上回る1,438名のブースターが会場へ足を運んだ。新潟が目指す走るバスケットを徹底し、早い展開から全員でシュートを狙いに行くスタイルを展開。インサイドでは#42リードが前半だけで14得点11リバウンドのダブルダブルを記録。トータルでも22得点16リバウンド5アシストと圧倒的な存在感を見せつけMVPを獲得。チーム全体では、3Pが16.7%と精度を欠くも2Pは63.4%と高確率。アシストは#16本間の8アシストを筆頭に、全体では22アシストとボールも良く回り、ターンオーバーも7つと少なく、チームプレーの浸透を印象付けた。
次戦はプレシーズンゲーム最終戦。9月26日(土)にサンテラ佐渡スーパーアリーナで昨年有明に進出した滋賀レイクスターズと対戦する。
※クリックで拡大いただけます。
試合結果
新潟アルビレックスBB 74-64 信州ブレイブウォリアーズ
1Q:19-18
2Q:21-12
3Q:15-15
4Q:19-19
主な個人成績
#42ライアン・リード 22得点、5アシスト、16リバウンド
#23佐藤公威 19得点、3アシスト、4リバウンド
#6チャールズ・ヒンクル 17得点、1アシスト、2リバウンド
#16本間遼太郎 2得点、8アシスト、3リバウンド
※入場者数:1,438名